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ワークショップ:《パブローブ》勝負服のお裾分け
October 1, 2020

「ドレス・コード?」展の関連イベントとして実施したアーティスト 西尾美也のプロジェクト「パブローブ」。
本イベントは展覧会の最終日に行う予定だった「勝負服のお裾分け」を「パブローブ」空間の一時的再開とともに改めて実施するものです。

みんなのワードローブ「パブローブ」の勝負服を皆さまにお裾分けいたします。
お渡しの際に、その勝負服を着てこれから「勝負したいこと」をご記入いただきます。
服は試着室で着替え、新しい装いのままお帰りください。
*受付は一人一着ずつ行います。

日時:2020年11月5日(木)~11月8日(日) 10:00〜20:00
場所:熊本市現代美術館 アートスカイギャラリー
*お裾分けは無くなり次第終了。アーカイブ展示は8日まで開催。

https://www.camk.jp/blog/4609/


ワークショップ:東京ビエンナーレ2020/2021
西尾美也「着がえる家プロジェクト 感覚の洗濯」

October 9, 2020

長い歴史を感じさせる佇まいで、かつて洋服店を営んでいた海老原商店が、現代の社会状況の中、新たなコミュニティで生きる場所となるプロジェクト。「家が着がえる」という比喩を体験に置き換えながら、2021年コア期間に向けて歴史ある建物が現代の新しい存在として「着がえる」プロジェクトです。第一弾「感覚の洗濯」では、アーティスト西尾美也と共に日常の中の洗濯行為を音楽・花見・写生、などのプロセスで楽しみます。今後、第二弾「ちびっ子テーラー」、第三弾「いただ着ます」とワークショップが続きます。

日時:2020年10月17日(土)・18日(日)10:00〜16:00
*両日ともに同内容です。
会場:海老原商店(東京都千代田区神田須田町2-13)
対象:年齢不問(小学生以下は保護者同伴)
定員:各回10名
参加費:無料(途中参加可)
※小雨決行。荒天の場合は中止とし、代わりに西尾によるプロジェクト説明会を実施します。
申し込み:https://kigaeruie-ws01.peatix.com/


ワークショップ:晴れ着のためのセレモニー
September 17, 2020

新型コロナウイルスの影響で、多くのイベントが中止や延期を余儀なくされています。卒業式や入学式、結婚式、授賞式、発表会、運動会、祭りなどのハレの場から、スポーツ大会やコンサートなどの文化事業、恋人とのデートまで。そうしたイベントで着ていたかもしれない「晴れ着」が自宅で眠っていませんか?
着飾る機会としてのイベント自体がなくなっているだけでなく、ソーシャルディスタンスやリモートワーク、マスク着用という社会的要請でファッションを日常的に楽しむ機会が少なくなっている今だからこそ、晴れ着のためのセレモニーとして、人々が“着飾る”ことを目的に集まるイベントを新しく企画しました。
コロナ禍で活躍できなかった晴れ着、あるいはコロナ禍で新しく見出した独自の晴れ着を身に付けて、一同に集まりお披露目します(3密を避けて)。それは、特定のイベントのために同じような格好をした人たちが集まる光景とは違って、ありえたかもしれないイベントごとに異なる目的を持った異なる見た目の晴れ着姿が、その個別の物語とともに一同に会する、今しかできないファッションの祭典です。

開催日時:2020年10月3日(土) 13:00〜16:00
会場:浜松市木下惠介記念館
参加費:無料
定員:30名(先着順)
対象:年齢等の制限なし(小学校低学年以下のお子さんは保護者同伴)
持ち物:コロナ禍で活躍できなかった晴れ着、あるいはコロナ禍で新しく見出した独自の晴れ着を身に付けてお集まりください。※着替えの場所が必要な方は事前にお申し出ください。
主催:浜松市鴨江アートセンター(指定管理者:浜松創造都市協議会・東海ビル管理グループ)

https://kamoeartcenter.org/events/haregi-ceremony/


展覧会:糸の記憶 アーツ前橋所蔵作品から
September 17, 2020

アーツ前橋の収蔵品展において、FORM ON WORDSが制作したアーツ前橋の初代ユニフォームと2代目ユニフォームが製作過程とともに紹介されています。受付や会場内のスタッフが自分なりの着方をアレンジしながら、2代目ユニフォームを着用する様子にもご注目ください。

会期:2020年06月1日(月)〜10月13日(火)
会場:アーツ前橋ギャラリー1、2、プロムナード
開館時間:10:00〜18:00
休館日:水曜日
観覧料:無料

http://www.artsmaebashi.jp/?p=15203


プロジェクト:奈良県立大学 実践型アートマネジメント人材育成プログラム「CHISOU(チソウ)」
September 17, 2020

文化庁による令和2年度「大学における文化芸術推進事業」の採択を受け、2020年夏、奈良で実践型アートマネジメント人材育成プログラム「CHISOUチソウ」がスタートします。
多彩な講師と学び合い、アートプロジェクトを実践することで、答えのない時代を生きる技術を育みます。3つのプログラム「読解編」「表現編」「共有編」を通して、美術や舞台芸術、音楽などの芸術領域を横断するアートプロジェクトを、リサーチ・企画・運営・アーカイブするプロセスを経ながら、多角的かつ総合的にマネジメントするための技法を実践的に身につけます。年齢や経験、学生・社会人など所属を問わず、文化芸術や地域創造に関心のある誰もが受講できるプログラムです。西尾は本事業のディレクターを務めています。

https://narapu-chisou.jp/


プロジェクト:奈良市アートプロジェクト「古都祝奈良2019-2020」
アーティスト・イン・レジデンス&美術展示
北澤潤「You are Me」

January 9, 2020

西尾がプログラム・ディレクターを務めている今年度の奈良市アートプロジェクトでは、美術家の北澤潤さんをお迎えします。
アートプロジェクトとは、作品そのものではなく制作のプロセスを重視したり、展示室の中ではなく社会的な文脈で表現を行ったり、アートを媒介に地域を活性化させようとしたりする取り組みのことを指します。
北澤さんは活動当初から、あるいは美術を学び始めたときから、絵画や彫刻ではなくアートプロジェクトを表現手法として取り入れてきた新しい世代のアーティストです。場に介入・寄生し、モノや立場を交換して交流し、そのことで過去や未来や他者について想像して、ともに新しい価値を創造するという活動の特徴があります。
今回、奈良ではふたつの新しいことに取り組んでくれます。ひとつは、日本からインドネシアに拠点を移してからのここ数年間における代表的な複数のプロジェクトを奈良で同時展開するという、地域を舞台にした「アートプロジェクトの個展」のような形式をとっている点。もうひとつは、インドネシアのスタジオメンバーを含む国内外のプロジェクトメンバーが北澤さんとともに一ヶ月間奈良に滞在し、プロジェクトを動かしていくという点。こうした方法によって、タイトルにある「You are Me(あなたはわたし)」が体現されてゆきます。
人類の歴史を大きく考えれば、人間は公共の場所で自由に表現をしてきました。公共空間が管理されるようになったのは人類史においてごく最近のこと。見方によっては、人々は誰かが作った空間に受動的に住まわされ、自由に表現ができなくなったとも言えます。北澤さんたちのアートプロジェクトが「リーガルなストリートアート」として奈良に介入・寄生することで、あなたもわたしも、自分たちの都市について、生活について、自らが想像・創造して見直す機会になるでしょう。

会期:2020年1月10日(金)〜2月1日(土)
入場および参加無料
会場:ならまちセンター芝生広場、春日大社大宿所、平城宮跡歴史公園朱雀門ひろば ほか
インフォメーションセンター:春日大社大宿所(奈良県奈良市餅飯殿町50−1)

プロジェクト詳細:https://kotohogunara.jp/program.html

関連イベント
アーティストと巡る作品鑑賞ツアー
日時:2020年1月10日(金)16時–17時
集合:春日大社大宿所
アーティスト北澤潤とともに4つの作品を徒歩で巡ります。

オープニングイベント
日時:2020年1月10日(金)17時–18時
会場:春日大社大宿所
障がいのある子どもたちがインドネシアの楽器「アンクルン」を演奏する音楽サークル「con brio」が、 一人一音を担当し、参加者も交えて全員で音と心をつないで、一つの楽曲を奏でます。

ベチャ&人力車の試乗会
日時:2020年1 月25 日(土)10 時30 分–12 時
集合:ならまちセンター芝生広場
ベテラン車夫の西條功也(観光人力車 やまと屋奈良)と北澤潤による、人力車とベチャそれぞれの仕組みや歴史、魅力についてのトークの後、実際に両方を乗り比べてみます。